2019年度は、早稲田大学人間科学部において、以下の3科目を主に担当します。今期から一部科目をクォーターへ移行し、より本格的なプロジェクト型学習(いわゆるアクティブラーニングの手法の一つ)を実施します。
学習環境デザイン(金曜3-4限)(夏クォーター・2年生以上)
「学習環境デザイン」では、デザインシンキングや経験デザインの考え方を、これまで以上に授業に取り入れ、授業方法を大きく変更します。具体的には、学習や教育に関わる経験のデザインだけでなく、新たなサービスや製品デザイン手法を取り入れます。また、いわゆるプロトタイピングの基礎も扱います。
学ぶことの科学(金曜2限)(秋学期)
「学ぶことの科学」では、学習科学をはじめ、様々な領域で研究がなされている「学び」「学習」について探究をします。学校などでの「学び」だけでなく、企業組織における「学び」や「熟達」、日常生活における「学び」、スポーツや各種競技における「成長」など、広い範囲を扱います。ICTなどテクノロジを用いた学びの促進にも焦点を当てます。
eスクールでも秋学期に開講します。
2019年度以降、eスクールでは「学ぶことの科学」のみの開講となります。
情報社会におけるキャリアデザイン(金曜3-4限)(春クォーター・2年生以上)
「情報社会におけるキャリアデザイン」は、Amazon, Google, Apple をはじめとする情報系企業の事例と、自身のキャリア(将来の仕事や展望)について扱います。学期中盤以降は、プロジェクト型学習を導入し、デザインシンキングの手法を用いた新規ビジネス提案や、企業分析を実施します。
大学院は、秋学期に「学習環境デザイン特論」を開講します。
積極的に授業に取り組む学生の履修を期待しています。