CAMPUS NOW No.251 2024年4月号で尾澤ゼミの活動を紹介いただきました

「創造的な学びの場をデザイン」というタイトルで、早稲田大学の広報誌「CAMPUS NOW」でご紹介をいただきました。撮影は早稲田大学所沢キャンパスのアクティブラーニング教室の1つ100-403教室で行っています。取材や撮影に携わってくださった関係者皆さま、ありがとうございました。

論文掲載(日本教育工学会論文誌)

博士後期課程の高見さん、加藤さん、修士課程の正司さんの論文がそれぞれ日本教育工学会論文誌に掲載されました。インタビュー等を通して調査にご協力をくださった学生に皆さん、貴重な指摘をくださった査読者の先生方、修士の副査としてご指導くださった先生方にお礼申し上げます。

女子学生の文理選択の決断にステレオタイプが及ぼした影響に関する質的研究
髙見 佳代, 尾澤 重知(2022)
日本教育工学会論文誌 2022 年 46 巻 2 号 p. 255-273
https://doi.org/10.15077/jjet.45086
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/46/2/46_45086/_article/-char/ja

大学入学後の学習経験が大学生の学習観に与える影響
首都圏の上位私立大学生を対象として
加藤 奈穂子, 尾澤 重知(2022)
日本教育工学会論文誌 2022 年 46 巻 3 号 p. 433-452
DOI https://doi.org/10.15077/jjet.45135
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/46/3/46_45135/_article/-char/ja

卒業研究ゼミにおける研究内容の変容プロセスと実践共同体との関わり−大学ゼミの「班制度」の有無に着目して
正司 豪, 尾澤 重知(印刷中)
(早期公開)
DOI https://doi.org/10.15077/jjet.S46075
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/advpub/0/advpub_S46075/_article/-char/ja

尾澤研究室では、これまでも大学教育における内省(リフレクション)や学習経験に着目した研究を行ってきましたが、ここ最近は、「価値観」(学習観・仕事観)の形成プロセスや、高校・大学等の進路や研究テーマの探索プロセスなどの研究に力点を置いています。

仕事観や内省についての研究は以下をご参照ください。

組織業績と部下育成を両立するマネジャーが行う中堅社員に対する経験学習の促進と内省支援の質的研究
廣松 ちあき, 尾澤 重知(2021)
日本教育工学会論文誌
2021年 45 巻 1 号 43-65
DOI https://doi.org/10.15077/jjet.44122
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/45/1/45_44122/_article/-char/ja/

内省支援が必要な中堅社員の経験学習における仕事観・信念の形成プロセスに関する質的研究
廣松 ちあき, 尾澤 重知(2020)
日本教育工学会論文誌
2020年 43 巻 4 号 363-380
DOI https://doi.org/10.15077/jjet.43057
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/43/4/43_43057/_article/-char/ja

「学ぶことの科学」の模擬講義

「学ぶことの科学」の模擬講義(eスクール受験生向け)の収録を、eスクール事務局・関係者の皆さんのご協力の下で行いました。eスクール向けの文脈で構成していますが、人間科学部に在学中の皆さん、その他、一般の皆さんにも役に立つ内容を盛り込んだつもりです。

ツッコミどころ満載かと思いますが、多くの皆さんに視聴いただければ幸いです。

「組織業績と部下育成を両立するマネジャーが行う中堅社員に対する経験学習の促進と内省支援の質的研究」論文掲載(2021年)

2021年3月に博士(人間科学)の学位を取得された廣松ちあきさんの論文が、日本教育工学会論文誌に掲載されました。経験学習と内省支援に関する質的研究です。

廣松ちあき・尾澤重知(2021)組織業績と部下育成を両立するマネジャーが行う中堅社員に対する経験学習の促進と内省支援の質的研究.日本教育工学会論文誌,45 (1) :43-65
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/45/1/45_44122/_article/-char/ja/

【論文掲載】日本教育工学会論文誌 42(4)

廣松ちあきさん(人間科学研究科博士後期課程)の論文が、日本教育工学会論文誌に掲載されました。

廣松 ちあき・尾澤 重知(2018) 内省支援が必要な中堅社員の内省プロセスの特徴の質的研究. 日本教育工学会論文誌, 42(4):297-312

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjet/42/4/42_42087/_article/-char/ja/

経験からの学びの深化には、振り返り(内省)が欠かせません。しかし、そのプロセスには分からないことがたくさんあります。本研究は、いわゆる中堅社員の仕事観・信念、仕事上の理想状態の葛藤、振り返りの捉え方などに着目した点に特徴があります。質的研究法を用いた「厚い」記述が目指されています。